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ピーシーマックス評価 | 健気な女20

打ち込んだ文字が画面に表示された

 

改めて別れを切り出した事を実感する

 

佳奈のショックを想像するとまた誤魔化してしまいそうだ

 

「いやここでハッキリさせんと…」

 

俺は佳奈の返答があるまで考えるのをやめた

 

長い沈黙…

 

「どういう意味?」

 

佳奈の言葉が画面に浮ぶ

 

逃げない、憎まれても最後まで言う

 

「もう会えない。俺はもう佳奈の彼氏ではいられない」

 

「別れるってこと?」

 

「うん。終わりにした方がいい。ごめん」

 

傷つけたくないフリして自分を守るのはもうやめた

 

「そうなんだ ごめんちょっと待って」

 

それから15分以上沈黙が続いた

 

号泣してるのが手に取る様にわかる

 

胸を掻き毟りたくなるよな最低の気分だ

 

でもこれは先延ばしにしてきたツケ

 

全てを受け止める

 

「待たせてごめんね。泣き過ぎて下で顔洗ってきた(笑)」

 

(笑)がつらい

 

「ごめんな…」

 

「なんとなくそんな気がしてた。話す回数も減ってたし。だから思い切って大阪に行くって言ってみた(笑)」

 

佳奈は覚悟して大阪行きを宣言してた

 

俺はそれに全く気づいてなかった

 

「そうか…もうごめんしか言われへん…」

 

「ううん、もう分かったから。今までありがとうね。一緒に過ごせて本当に幸せでした(*^_^*)」

 

もう感情が抑えられない

 

「最悪やな、ごめんな ごめんな」

 

パソコンの前で声を堪えて泣いた

 

言いたいことは山程あるのに決して俺を責めようとはしない

 

佳奈の優しさがたまらなかった

 

「一つ聞いていい?」

 

「うん、いいよ」

 

我に返って涙を拭う

 

この質問は間違いなく核心を突いてくるはず

 

答えを間違えばさらに傷つける事になるし、時間がかかれば信憑性も下がるだろう

 

俺は心を落ち着かせて集中した

 

「いつからそういう気持ちになってた?」