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ピーシーマックスにハマる | 本能のままに生きる女21

駅に着くと秋菜は別れの挨拶もなく改札を通り抜けた

 

「またメールすんな」

 

「うん」

 

ただ返事しただけって感じ

 

あ?こりゃもうないなと確信した

 

秋菜がどう思ってるかは分からない

 

でも俺は佳奈や久美の時に感じていた虚しさを何倍にも濃くしたような気分だった

 

ドキドキしながらいざ会って、脱がせて、触れて、交わって、燃えて、発射して…

 

あれ思てたんと違う…みたいな

 

一緒にいて苦痛じゃないのが最低ライン

 

射精後の賢者モードのせいか、身体の相性と同じくらい心の相性って大事だなと、そんな女みたいな事を考えていた

 

またメールすると言ったのは他に言葉が見つからなかったから

 

セックス以外は最後まで噛み合わない二人だった

 

 

 

秋菜が電車に乗ったのを改札越しに見送って引き返す

 

「はぁ…」

 

肩の荷が下りた気分

 

出合い系で知り合ってセックスすると毎回異常に疲れる

 

普段の何倍も気を使い、心が休まる暇がないからだろう

 

それは非日常の体験であり、やめられない理由でもある

 

 

俺は帰って部屋に入るなり布団に倒れ込んだ

 

「ひや!」

 

秋菜の漏らした愛液でシーツが湿りまくってるの忘れてた

 

このまま洗濯に出したらオネショと思われそうなのでとりあえず部屋干しに

 

「やっと寝れる…」

 

こんな短時間に3回セックスなんてあまり記憶がない

 

脚と腰が限界だ

 

でも心地よい疲労感でもある

 

会話はともかくセックスでは数々の驚きと興奮があった

 

「これも勉強やな…」

 

また一つセックスの経験値が上がったと勝手に思い込み、深い眠りに落ちていった

 

 

 

後日、秋菜とは噛み合わないメールを何度か交したが、やはり再び会う事はなかった

 

どうしようもなくムラムラした夜に一度だけ誘った事がある

 

「今から会われへん?」

 

「今日むりー!」

 

「え?残念やなぁ」

 

「またデカチン入れてやー!」

 

この返事で我に返り、断られた事にホッとする

 

セックス以外の微妙な空気感を思い出したから

 

秋菜とはそれっきり

 

愛情とまでは言わないがお互いそれに近いモノがないと肉体関係も続かない

 

それを確信出来るのはまだ先の事だった